パソコンの性能アップと通信回線の高速化

「ライブチャット・ビギナーガイド03」
パソコンの性能アップと通信回線の高速化、これによってライブチャットは誕生して、一気に浸透しました。
 それまで動画再生には、高性能なグラフィックチップ・グラフィックボード、クロック数を最大限にしたCPU、大容量メモリとハードディスクなど、相当な金額と知識が必要でしたし、動画をインターネット上にアップロードする方法も、それを見るためのブラウザと呼ばれるソフトの開発も進んでいましたが、リアルタイムで動画を送りあうテレビ電話のようなものは、SF小説の中と、研究機関、情報系大学のラボ、プログラマーやSEといった、専門特化したごく一部の人たちだけのものでした。
 新しい通信回線としてISDNやADSLが登場、普及し、その分、毎秒辺りのデータ通信量は増加し、パソコンの性能も良くなり、テレビの報道番組で見る、海外中継のようなことがパソコン上でも出来るようになりました。
 インターネット上で最初に動画として注目を浴びたのは、アメリカのとある技術者が、ウェブカメラをコーヒーメーカーに向けて固定して、それをインターネットにリアルタイム中継する、というユニークなものでした。
 ウェブカメラはただ、コーヒーメーカーを撮影しているだけで、時折、誰かがコーヒーをマグカップに継ぎ足す、ただこれだけの映像は意味などなく、だからこそユニークで、世界中からアクセスがありました。
 ライブチャットでも動画を使用しますが、発端はこういった技術者の一種にジョークだったりします。